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中国語の少量と低程度表現の対象研究

本書は、現代中国語における数量詞である“一点儿”と程度副詞である“有点儿”について、対照研究するという観点から、 この両語の意味・用法や文法的機能を中心に考察し、両語の共通点と相違点及びそれぞれの文法的特徴などについて、 論証しようとしたものである。 本書は先行研究を参考にしながら、この両語についてそれぞれの形容詞・動詞や動詞的フレーズなどへの修飾の機能を 明らかにした上で、更に、修飾語としての両語と被修飾語としての形容詞・動詞や動詞的フレーズなどとの関係についても 多角的に考察し、それぞれの意味領域・用法上の相違点や文法的特徴、共起範囲及び共起制限などを究明したものである。 現代小説や雑誌などから採取した多くの実例を分析することによって、“一点儿”と“有点儿”の意味や用法の理解を深化させる ためのものであり、また、今後の量的表現や程度表現の体系的研究の深化のためにもなる。実例における両語の意味と用法の 理解のため、日本語による翻訳文も加えられている。 本書は中国語における少量と低程度の表現形式とその文法的特徴を知るための一冊である。

著者 時 衛国
発行日 2019.5.31発行
定価 2,220円(税込)
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