ごあいさつ
令和2年4月1日に第13代学長に就任しました。早々,准教授や若手事務職員で学長戦略WGを組織し,「中長期ビジョン,目標・戦略」を作成しました。「子どもの声が聞こえるキャンパス,地域から頼られる大学」を目指します。また,教員養成系大学・学部の入試倍率や教員採用試験の倍率が低下し教員志望者が減る現状を改善するのは本学の使命と考えました。
これらの実現に向けて,重要な役割を果たすのが本学の出版会と位置づけ,システムを利用しやすい様に全面的にリニューアルしました。地域の教育課題の解決につながる企画募集や新企画にご期待ください。
愛知教育大学 学長 野田敦敬
これからの愛知教育大学出版会
本出版会は,教育研究に関わる学術書や教科書・教材等を刊行し頒布することを目的として,2005年度に設置されました。それ以来,2020年度までに87冊の図書を刊行してきました。
さて,このたび,本出版会のHPが,2021年度に文部科学省に採択されました本学の事業「大学出版会を活用した地域参画型の『教職の魅力』発信プラットフォームの構築」(代表者:野田敦敬学長)の支援を受けて,一新を遂げることができました。この事業では,本出版会を活用した『教職の魅力共創』叢書シリーズの刊行も計画されています。
本出版会では,今後も,出版活動を通して,教育研究の発展に寄与していくとともに,地域貢献の使命を果たしていきます。
これからの本出版会の活動に注目頂きますよう,お願い申し上げます。
愛知教育大学 附属図書館長 野地恒有
設立の経緯
愛知教育大学出版会は,2005年(平成17年)に研究成果を社会へ還元するという,大学の社会的使命を実現する有効な手段の一つとして設立されました。以来,急激な時代の変容のなかで現代的な教育課題を始め,対応が困難な教育問題が次々と生起している社会的状況をふまえ,これまでに蓄積された研究の成果や実践的な教育理論や方法が活用されるように,出版活動をとおして教育界を始め広く社会に発信を続けています。
国立大学法人愛知教育大学出版会設立計画(PDF)